道徳が教科化され、評価しなくてはいけなくなり、学校では悪戦苦闘が続いております。
教科化したのだから、専門の教員を配置してほしいと思うのですが、そうもいきません。

ぼく、大学でちょろっと勉強しただけなんで不安っす!

そうなんだよね!みんな自信がないのさ!
担任になれば、避けては通れない「道徳」ですが、自分の専門教科と同じように導入でのつかみがかなり大事になります。
今回は、道徳の授業でのおすすめ導入5選ということで皆さんの成功体験をご紹介していきます。
自分がやろうとしているトピックの導入例などが見つかるかもしれないので、ぜひご活用ください!
この記事はこんな方におすすめ
・道徳に苦手意識がある
・どのように導入をすればよいかわからない
道徳の授業でのおすすめ導入5選
中学・英語科 30代男性

道徳の時間は流行っている曲などで活かせるものがないかなどに注目してみました。
まず、歌詞を広げて何を感じるかを考えさせ、次に曲を聴きながら何を感じたかを考えさせます。
その後、班で意見をまとめると曲がかかる前と後でのイメージも変わり、言葉や音の持つ力にきづき完成を広げることをおこなっていた。
教科書教材だけよりもプラスαを利用することで興味を持つことが多かったですね。

確かに、音楽から入るっていうのは良いですね!歌詞を機にしたことない人もいるからね!
中学・理科 30代男性

SNSの使い方について、中学二年生に授業しました。
まず、スマートフォン、パソコン、タブレットなど、何かしらインターネットを使える環境にある人を挙手させると、今は8割以上の生徒が手を挙げると思います。
その後に、NHKforschoolのココロ部を全員で視聴します。
そして、内容について、全員で議論していきます。
テーマがSNSとなると、生徒はとても身近に感じるようで、とても前のめりになって議論に参加してくれます。
また、映像も、少しコメディっぽい部分もありつつ、最後は意見が分かれそうな形で終わるので、生徒が考えやすそうです。

外部のコンテンツを上手く活用することも大事ですよね!
小学校・全科 30代男性

道徳では、身近な教材やイメージを大切にして指導にあたっています。
特に子どもの内面に気づきを感じさせたいと思っているので、隣同士の話し合いの活動やプリントを配りそこに気持ちを書き込んで班の中で無記名で考えさせるのがポイントです。
共感力を養う練習をして、子ども自身の他者理解をすすめらるように意識しています。
授業を進行する際にも同じことが言えますが対立する意見や考え方を尊重しつつ、自己の見解を求めるように指導しています。

イメージしやすいのを導入に持ってくるということは基本中の基本ですよね!
中学・数学科 20代女性

公平さと平等について、わかりやすいイラストを用いて二つの違いを見てもらうことをしました。
似た言葉であっても意味が大きく違うことを、うまく説明することができなかった部分がイラストを見ることでイメージできた生徒が多かったようでした。
最後に感想を書いてもらったところ漠然とした違いが明確になってスッキリしたことなど新たな発見となったことを書いてくれた生徒が多かったです。

視覚的な教材があるとやっぱり良いですよね!
高校・国語科 60代女性

「いじめ」を考える授業はとても難しいです。
具体的な事例を踏まえて話すと「自分のことだ」「自分には関係ない」など、気持ちの上での統一性がなく、いじめそのものについて考える真剣さにかけてしまうことがあります。
そのため、一冊の絵本を読み聞かせすることにしました。
すると、生徒全員、最初から最後まで静かに聞くことができ、議論も深めることができました。
最後に、絵本の感想を発表してもらい、本題の「いじめ」についてしっかりと考えることができました。

絵本を使うってのも手なんですね!
道徳での授業おすすめ導入5選のまとめ
以上で、道徳の授業でのおすすめ導入5選ということで皆さんの成功体験をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

ありがとうございます!これをヒントに授業を作っていこうと思います!

そうだね!いろんなところで応用できそうだったね!
ちょっとした工夫で、めちゃくちゃ良い授業になる可能性は大いにあると思います。
今まで教科書とチョークだけをもっていって授業していた方は、ぜひどれかを試してみてくださいね!

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