学校には様々な役割の教員がいますが、その中でも「指導教諭」という役割について、知っている方はどのくらいいるでしょうか?
指導教諭は、他の教員とは異なる役割と給与体系を持っており、教育現場で重要な役割を果たしています。しかし、一般的な知識としてはあまり知られていません!
たしかに!一般にはあんまり知られてないですね!
主幹教諭と同等とされる場合が多いみたいだね!
ということで、今回は指導教諭とは何なのか、学校の中での役割と給与の変化を徹底的に解説していきます。
指導教諭の給与についても詳しく解説するため、教育現場で働く方のキャリアアップのヒントにもなるでしょう。
教育に興味のある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
この記事はこんな方におすすめ
・ひよっこのみなさま
・指導教諭に興味がある
指導教諭とは?
指導教諭は、小学校・中学校に配置される幹部職員であり、教頭と教諭の中間に位置づけられます。
教育現場において指導力を発揮し、教員たちがより良い指導方法を身につけることを支援する重要な役割を担っています。
指導教諭は、教員の指導方法改善や授業の改善提案、校務・生徒指導の企画・立案などに携わります。
また、教育委員会や県内の教育研究会などに出向き、他校の教員たちに指導を行ったり、公開授業や講演を行ったりすることもあるようです。
自治体によっては、教育委員会や市役所などで、指導教諭として働く人もいます。
指導教諭は、多岐にわたる業務をこなすことが求められるため、優れたコミュニケーション能力や指導力、企画力などが必要です。
指導教諭の役割
指導教諭は、教育現場において多岐にわたる指導を行うのが役割です。
具体的には、授業や生徒指導において教員のスキル向上を図るための研修や研究会の企画や実施、授業の計画や教材の選定、教育課程の改善提言、学校行事の企画などの役割を担うことが多いです。
また、生徒指導においては、学校生活全般や進路相談など幅広い分野でアドバイスや指導を行います。
指導教諭は、教育現場で多くの教員と関わり、協力しながら学校の発展に貢献していくことが求められます。
指導教諭と主幹教諭の違い
指導教諭と主幹教諭は、いずれも教育現場において重要な役割を果たしていますが、それぞれの職務内容、権限、および責任には明確な違いが存在します。
以下でそれぞれのポイントについて詳しく説明します。
校務整理の役割:主幹教諭の方が多角的に活動
主幹教諭は校長、副校長(該当する場合)、そして教頭を助け、特定の校務の整理も担当します。
一方、指導教諭は主に児童・生徒の教育に焦点を当てています。
校務整理という広範な業務は主幹教諭の職務に含まれるものであり、指導教諭はこの部分での責任が少ないといえます。
教諭への指導と助言:指導教諭の専門分野
指導教諭は教諭その他の職員に対して、教育指導の改善及び充実のために必要な指導と助言を行います。
主幹教諭も指導や助言を行う場合がありますが、その範囲は教育全般と校務整理に広がっています。
指導教諭の給与
指導教諭の給与は、地域や学校によって異なりますが、一般的には教諭よりも高く、主幹教諭と同等のレベルに位置しています。
また、中学校・小学校教育職員給料表の適用を受ける指導教諭については、主幹教諭と同様に特2級により処遇されます。
指導教諭の給与は、基本給に加えて、職務手当や時間外勤務手当、地域手当などが含まれ、研修・資格取得に対する手当や家族手当、住宅手当などの支給もあります。
ただし、教育現場において指導力を高めるための研修や活動が多く、多忙な日々を送るため、給与水準に対しては不満を持つ指導教諭も少なくありません。
指導教諭のまとめ
以上で指導教諭とは何なのか、学校の中での役割と給与の変化を徹底的に解説してきましたがいかがだったでしょうか。
なるほど、教育のスペシャリスト感があってかっこいいですね!
授業を徹底的に研究して、目指してみたら?
指導教諭は、学校教育法によって2009年から小・中学校に配置されるようになった幹部職員です。
学校の指導方法の改善や生徒指導、教員の指導力向上など、多岐にわたる役割を担っています。
ぜひ、力をつけて指導教諭を目指してみてくださいね!
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