みなさんは、「国際バカロレア(IB)」という言葉を聞いたことがありますか。

なんか聞いたことはあるような、ないような!

まあ、大抵の人はその程度じゃないかな!
国際的なことには興味がないという教員の方も国際バカロレアについて必ず知っておきましょう。
国際バカロレアは、今後日本においても注目度が高くなっていく教育プログラムです。
今回は、国際バカロレア(IB)についてご紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・ひよっこのみなさま
・全く聞いたことがなかった
国際バカロレア(IB)とは?

国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)とは、1968年に誕生した国際バカロレア機構(本部:ジェネーブ)が提供・認定する国際的な教育プログラムのことです。
国際バカロレアは、世界の複雑さを理解して、それに対処できる生徒を育成し、生徒に対し未来へ責任のある行動をとるための態度とスキルを身につけることなどを目的としています。
国際バカロレアは以下の10個を追求する人材を育てることを目標としています。
1.探究する人
2.知識のある人
3.考える人
4.コミュニケーションができる人
5.信念をもつ人
6.心を開く人
7.思いやりのある人
8.挑戦する人
9.バランスのとれた人
10.振り返りができる人
国際バカロレア(IB)の3つの教育プログラム

国際バカロレアでは、生徒の年齢に応じて、以下の3つの教育プログラムを提供しているので、それぞれ紹介していきます。
・PYP
・MYP
・DP
PYP
PYP(プライマリー・イヤーズ・プログラム)は、3歳から12歳を対象にした初等教育プログラムとなっています。
小学校で学ぶ内容に相当する教育が行われ、これまでの学習と社会のつながりを学びます。
PYPでは、使用する言語に指定はありません。
MYP
MYP(ミドル・イヤーズ・プログラム)は、11歳から16歳を対象にした中等教育プログラムとなっています。
日本語DPを除き、英語・フランス語・スペイン語によって中学校で学ぶ内容に相当する教育が行われています。
所定のカリキュラムを2年間履修した後、国際バカロレア統一試験に合格することによって、「国際バカロレア資格」が得られます。
DP
DP(ディプロマ・プログラム)は、16歳から19歳を対象にしたプログラムとなっています。
ディプロマ資格プログラムとも言われ、高校で学ぶ内容に相当する教育が行われています。
DPは、プログラムを修了し、試験に合格することによって「国際バカロレア資格」が得られることから最も注目されているプログラムです。
日本の国際バカロレア

国際バカロレアの認定を受けている学校は世界に約5,500校あり、日本においても認定校が北海道から沖縄県まで各地に存在します。
現在、日本の国際バカロレアの認定校等の数は、175校となっています。
内訳としては、PYPの認定校53校・候補校10校、MYPの認定校29校・候補校12校、DPの認定校58校・候補校13校となっています。
国際バカロレア認定校では、生徒の年齢に応じた教育プログラム(PYP・MYP・DP)をすべて導入するのではなく、PYPのみなど1つの教育プログラムのみを導入することも可能となっています。
まとめ
以上で、国際バカロレア(IB)についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

ちょっと理解するまでには至って無いですね!

正直者だな、これから勉強していこう!
国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)とは、世界の複雑さを理解して、それに対処できる生徒を育成し、生徒に対し未来へ責任のある行動をとるための態度とスキルを身につけることなどを目的とした国際的な教育プログラムのことです。
国際バカロレアでは、生徒の年齢に応じて、以下の3つの教育プログラムを提供しています。
・PYP
・MYP
・DP
現在、日本の国際バカロレアの認定校等の数は、175校(PYPの認定校53校・候補校10校、MYPの認定校29校・候補校12校、DPの認定校58校・候補校13校)となっています。
グローバルな人材が求められる現代では、国際バカロレアの注目度は高くなっていき、日本においても認定校の数が増えていくことでしょう。

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