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キャリア・パスポートは、すべての小学校、中学校、高等学校でスタートしているキャリア教育の新しいツールですがご存知でしょうか。

途中でなくなったりしないか心配ですよね!

たしかに、12年つなげるとなると物理的な問題もあるよね!
小学校から高等学校までの長期的な教材となるもので、児童・生徒の将来のキャリア形成や自己実現に役立てられることが期待されています。
今回は、キャリア・パスポートについてご紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・ひよっこのみなさま
・キャリア・パスポートをあまり知らない
キャリア・パスポートとは?

キャリア・パスポートは、キャリア教育に関わる活動についての児童・生徒ひとりひとりの成長記録です。
キャリア教育の活動で、そのときに学んだこと、感じたことなどを自分自身で記入します。
これが小学校から高等学校まで続き、自分が学んだプロセスを書いて振り返ることができる、ポートフォリオ的な教材となります。
児童・生徒は主体的に学びに向かう力を育て、自分のキャリア形成に生かすことを目的としており、教師はそれまでの児童・生徒の学びや歩みを知ることで系統的な指導につなげることを目的としております。
キャリア・パスポートが開始された背景

これから先、人口知能やロボットの発達で、今ある仕事の半数がなくなる可能性があると言われています。
子どもたちには、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を表現するための力が求められています。
引用元:文部科学省
と、文科省が明示するように、就業体験や進路指導といったことにとどまらず、新学習指導要領では小学校から発達の段階を踏まえた長期的なキャリア教育が必要となります。
キャリア・パスポートの特徴

キャリア・パスポートの一番大きな特徴は、進学や転校で学校が変わるときもこのキャリア・パスポートが引き継がれることです。
各地域や学校によって作成されるので書式や名称は異なりますが、新学習指導要領に基づいているので、一人ひとりの児童・生徒に対し一貫したキャリア教育を行うことができると期待されています。
もう一つの特徴はキャリア・パスポートの特徴は、児童・生徒本人が記入することです。
記入する内容は、その年度の目標、授業や行事活動の感想、地域や家庭での取り組み、振り返りなど。
さらに、教師や保護者から、自己肯定感を高めることにつながるようなコメントも加えられます。
自分で振り返りと見通しを繰り返すことで、「将来何をしたいか、そのために今何をするべきか」を考える力が養われていきます。
キャリア・パスポートのまとめ
以上で、キャリア・パスポートについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

教員としては大変なことがもう一つ増えたという印象でしたが、大事そうですね!

大変なのは大変だけどね、生徒のためにはやった方が良いかもね!
キャリア・パスポートの目的は、記録することではなく、児童・生徒の成長をサポートすることです。
そのために、教師が長期的な視点を持ち、キャリア・パスポートの記述をもとに個性を伸ばすような指導やフィードバックを行い、対話的にかかわることが必要です。
児童・生徒が、気づいたこと・学んだことを自己のキャリア形成や自己実現に生かせるようになることをこころがけましょう。

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キャリア・パスポートの活用場面と書き方のポイント
キャリア・パスポートは、ただ作って保管するだけでは効果が薄くなります。日々の授業や行事と結びつけて、児童・生徒自身が「振り返り」と「見通し」を繰り返すことではじめて力を発揮します。学校現場では、次のような場面で活用されることが一般的です。
- 年度はじめ:その年の目標や「なりたい自分」を言葉にして記入する
- 行事や体験活動の後:運動会・職場体験・宿泊学習などで感じたこと、学んだことを書き残す
- 学期末・年度末:自分の成長や課題を振り返り、次への見通しを立てる
- 面談・進路指導:教師や保護者が過去の記録を見ながら対話の材料にする
書くときのポイントは、できごとを並べるだけでなく「なぜそう感じたのか」「次にどうしたいか」まで言葉にすることです。教師は赤ペンで評価するのではなく、自己肯定感を高める前向きなコメントを添える姿勢が大切とされています。
キャリア・パスポートを運用するうえでの注意点
制度の趣旨を生かすには、運用面でいくつか気をつけたい点があります。形だけの記入で終わらせないために、教師側が意識しておきたいことを整理します。
- 「書かせること」が目的化しない:記入そのものよりも、振り返りを通じて気づきを得ることがねらいです
- 負担の偏りに配慮する:児童・生徒にも教師にも過度な作業負担とならないよう、様式や記入頻度を学校で工夫します
- 個人情報・引き継ぎの管理:進学や転校で引き継がれる教材のため、保管や受け渡しのルールを明確にしておく必要があります
- 評価の道具にしない:成績づけのためではなく、本人の成長を支える記録として扱うことが望ましいとされています
地域や学校によって書式・名称は異なりますが、共通する考え方は「児童・生徒が主体的に学びへ向かう力を育てる」という点にあります。
キャリア・パスポートに関するよくある質問(FAQ)
Q. キャリア・パスポートはいつから始まったのですか?
A. 新学習指導要領の趣旨に沿って、2020年度から全国の小学校・中学校・高等学校で導入されました。発達の段階に応じて、長期的にキャリア教育を進めることをねらいとしています。
Q. 誰が記入するのですか?教師が書くものですか?
A. 基本的には児童・生徒本人が、その年度の目標や行事の感想、振り返りなどを記入します。教師や保護者は、本人の励みになるようなコメントを添える役割を担います。
Q. 学校が変わると記録はどうなりますか?
A. キャリア・パスポートは進学や転校の際にも引き継がれる仕組みになっており、小学校から高等学校まで一貫して学びの歩みを残せる点が大きな特徴です。



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