教員の仕事として、一番大変といってもいいかもしれない仕事の1つである「通知表所見」ですが、ChatGPTによって革命が起きました。
文章を作成するのが苦手な教員の方には超絶な朗報です!

こちらがChatGPTさんに書いてもらった所見ですが、いかがでしょうか?

そうなんすよね!前回教えてもらいましたけど、めちゃくちゃすごいっすよね!

今回はもっとすごいの発明したぞ!
前回ご紹介した「ChatGPTを使って通知表の所見を作成する方法」については、こちらに詳細がありますのでぜひ併せてご覧ください。
ということで、今回はChatGPTとスプレッドシートを連携してクラス分の通知表の所見欄を作成できるシートをご紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・ひよっこのみなさま
・所見にめちゃくちゃ時間がかかっている
・文章を書くのが苦手

「所見を書くことこそ教員の仕事だ!!!」という方はブラウザバックしていただいた方が良いかもしれません。。。
通知表所見の自動生成シート

まずは、実際にどのようなシートなのかをご覧いただきましょう。
全体のシートはこんな感じです。


ちょっと見づらくて申し訳ないです!
一応、デモシートを貼っておきますので、こちらからご確認をお願いします。
所見自動生成シートの使い方
使い方はめちゃくちゃ簡単です。
それぞれの生徒の白色になっている①~⑤のセルにデータを入力するだけです。

①~⑤を入力すると、H列に「生徒特徴まとめ」が自動で作成されます。

そして、H列の情報を元に、I列に所見の文章をChatGPTさんが作成してくれます。

自動生成された所見の文章例
大部分はそのまま使えるような素晴らしい文章を作成してくれますが、文末表現が少しおかしかったり、言い回しがキツイ文章もたまにあります。
管理職によっては、文章にやたらうるさい方もいるので、多少の修正は必要です。
今学期、英語の授業で熱心に取り組んでいたことが印象的です。授業態度も良く、ノートもきちんと取っていました。自分の意見をきちんと言える自己表現力もあり、部活動ではレギュラー選手として活躍していました。今後は計画的に学習に取り組むことで、さらなる成長を期待できると思います。
今学期、国語の授業では素晴らしい集中力を発揮し、授業態度も真面目で、話をよく聞いている印象を受けました。また、国語のスピーチでは力を発揮し、美化委員会の副委員長としても活躍しています。この生徒は、苦手なことにも積極的に取り組んでいく姿勢があり、今後の成長が期待される生徒だと感じます。
この生徒は、英語の授業に熱心に取り組んでおり、授業態度も良く、ノートもきちんと取っています。また、英語の発表においては率先して進んで発表するなど、自己表現力も高いといえます。学校行事においても、クラスの文化祭のPR担当として積極的に活動していました。自己表現力に優れているため、今後はその力を生かし、自分なりの学習法を見つけることで、更なる成長が期待できるでしょう。
今学期、数学で90点以上を維持し、授業後にも熱心に質問をしている印象の生徒です。自己表現に苦手意識があるため、発表時には緊張してしまうことがありますが、文化祭の模擬店ではリーダーを務めるなど、クラスでもリーダーとして頑張りたいという情熱を持っているようです。今後は、自己表現力を磨き、クラスでもリーダーとして活躍できるよう努力していくことを期待します。
この生徒は、理科においては力を発揮し、授業後には熱心に質問に来るなど、学業成績においても良い成果を出しています。また、授業態度も良く、ノートもきちんと取っているということから、真面目で責任感のある姿勢が伺えます。学校行事においては、修学旅行の班長を務めるなど、リーダーシップを発揮しています。今後は、クラスでもリーダーとして頑張りたいという意欲があるようで、その気持ちを大切にして、行動に移すことで、クラス全体のまとめ役として活躍することが期待できます。
通知表所見の自動生成シートの作り方

通知表所見の自動生成シートを作成する方法をご紹介していきましょう。
作成する上で必要なもの
作成する上で必要になるものが2つありますのであらかじめ用意しておいてください。
必要なもの
・Googleのアカウント
・ChatGPTのアカウント
ChatGPTのアカウントの作成の方法については、こちらに詳細記事がありますのでぜひご覧になってください。
作成手順
スプレッドシートとChatGPTを連携する
スプレッドシートのGASで、ChatGPTとAPI連携をする必要があります。
GASとは、Googleが提供するスプレッドシートのためのプログラミング言語であり、GASとは「Google Apps Script」の略称です。
スプレッドシートのGASは、JavaScriptというプログラミング言語をベースにしており、スプレッドシート上のセルやシート、またはGoogle Drive上のファイルやフォルダなど、Googleのサービスを操作することができます。
プログラミングといっても、そこまで難しいものではなく、プログラミングコードもコピペでOKです。
API連携の手順の詳細やコピペするコードはこちらの記事に詳細を書いておりますので、気になる方はぜひご覧になってください。
スプレッドシートのセルに関数を入力する
スプレッドシートの完成所見欄のセルに、「H列の情報を元にChatGPTに作成してもらった所見を反映して」という意味の関数を組む必要があります。
こちらの詳細も、別記事に掲載しておりますので気になる方はぜひご覧になってください。
まとめ
以上で、ChatGPTとスプレッドシートを連携してクラス分の通知表の所見欄を作成できるシートをご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

すごいっす!ぜひ、使ってみたいっす!

ぜひ、利用してくださいよ!
申し訳ないのですが、通知表所見の自動生成シートの詳細情報につきましては有料記事とさせていただきました。
公開から1か月は通常価格3000円を半額の1500円でご利用いただけます。
いただいた収益で、今後さらに教員の仕事を楽にするツールを開発してまいりますのでぜひご検討ください!
ただ、以前ご紹介した方法でも、1人分ずつであれば所見を作成することができますので、1度ご利用してみてくださいね。
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