採用試験には残念ながら受からなかったが、講師として採用が決まったあなた!
学校はどんな講師を求めているんだろう?どういうスタンスがいいんだろう?
このような様々な悩みを抱えているかと思います。
この人はいい講師だ!!!
と、一緒に関わる教員に思ってもらえたら、自分の授業のスキルだったり、経験談だったりと次の採用試験につながるヒントをたくさん得られるかもしれません。
今回は、講師から正教員のチャンスを掴むためには「普通」が一番である理由をご紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・講師として働くことになった
・採用試験合格へのヒントを得たい
講師から正教員のチャンスを掴むためには「普通」が一番である理由
「えっ?」と思ってしまう方も多いかもしれませんが、正直、この「普通」に授業できるということが一番重要なことかもしれません。
これは、「え?」ですよ!あたり前じゃないんですか?
これをあたり前だと感じれる人は大丈夫だね!
ただ、「普通」というのがどんなレベルなのかというと…
「普通」に授業ができるとは
①教科書の内容をしっかり教えることができる
②授業規律を守らせることができる
③ある程度生徒との信頼関係をつくることができる
講師なのだから、①の「教科書の内容をしっかり教えることができる」はあたり前だとしても、②と③についてはなかなか厳しい方も多くいました。
「授業規律を守らせることができる」「ある程度生徒との信頼関係をつくることができる」この2つのスキルが少しでもあれば、めちゃくちゃ重宝される人材になれます。
では、逆にそれぞれのスキルがないとどのようなことになってしまうのでしょうか。
授業規律を守らせることができないと…
「授業が時間通りに始まらない」「授業中に私語が止まらない」「授業中に立ち歩く生徒がいる」など、授業規律を守らせることができずにいると、様々な問題を引き起こしてしまいます。
極端なことを言うと、あなたの授業から学年全体、学校全体の規律にまで影響を及ぼす可能性もあります。
「〇〇先生の授業ではOKでした!」などと、生活指導中の生徒の口から言い訳として出るようだと収拾がつかなくなります。
結果、時間が足りなくて講師にきてもらっているにも関わらず、余計な生活指導で教員の時間を削ることになってしまうのです。
たしかにこれだと本末転倒ですね!
ある程度生徒との信頼関係をつくることができないと…
たしかに、講師は授業でしか生徒と関わることができないので信頼関係をつくることはなかなか難しいかもしれません。
信頼関係が上手くつくれないと、学年単位で上手くいかなくなってしまう場合もあります。
結果、「あの講師の人は新2学年のコマは持たせられないから…」と授業のコマを割り当てるときの足かせとなってしまいます。
教員側からしたら、教員の授業の持ち分を決めた後に残ってしまったコマを講師の方へという流れで決められるのがありがたいのです。
なんのために講師にきてもらっているかってことだよね!
「普通」であれば評価はうなぎ上り
今までたくさんの講師の方に出会ってきましたが、上記で説明したような「普通」に授業ができる方はかなり少なかったです。
そのため、「普通」に授業ができ、生徒とも上手くやっていける講師の方は貴重で、ありがたい存在でした。
そんな講師の方が、「来年の教員採用試験に絶対合格したいんです!」と打ち明けてくれたのであれば、皆さん全力で応援することは間違いありません。
「面接で何を聞かれたのか」「小論文のコツ」など有益な情報がたくさん得られるかもしれません。
そして、何より、「授業規律を守らせることができる」「ある程度生徒との信頼関係をつくることができる」というのは教員になった後にも大事になります。
まとめ
以上で、講師から正教員のチャンスを掴むためには「普通」が一番である理由をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
どんな時でも何が求められているかを考える必要がありますね!
うん、そのように考えて動いてくれるとありがたいよね!
何か特別なことができないといけないわけではありません。
ぜひ、優秀な講師と認めてもらって、未来を切り開いていってくださいね!
採用試験についての記事はこちらにありますのでぜひご覧になってください。
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