コロナ禍で急にGIGAスクール構想への準備が進んでしまい、置いて行かれてしまっている方も多いのではないでしょうか。

うちのおじ様方がヒーヒー言ってますよ!

そりゃいうよね、結構目まぐるしく変化しているもんね!
とはいえ、現代の子どもたちの学びの質を向上させるためには、情報通信技術の力が必要ですよね。
結論から言うと、GIGAスクール構想とは、パソコンやタブレットなどの端末を利用して教育の質を向上させようと制定されたものです。
今回は、GIGAスクール構想について学校のICTの現状と共にわかりやすく解説していきます。
GIGAスクール構想とは?

日本のデジタル機器の使用時間はOECD加盟国で最下位であり、日本における学校のICTの地域間格差も広がっていることから危機的状況です。
GIGAスクール構想は、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現することを目的としています。
GIGAスクール構想の「GIGA」とは、「Global and Innovation Gateway for All」の頭文字をとった言葉で、日本語の意味は「全ての児童・生徒に世界につながる革新的な扉を」です。
教育ICT環境の「ICT」とは、「Information and Communication Technology」 の頭文字をとった言葉で、日本語の意味は「情報通信技術」です。
蓄積されてきた教育実践のノウハウとICTを掛け合わせることによって、一人一人の学習状況に応じた個別学習や各自の考えや意見を即時に共有し、多様な考え方や意見に触れることができるようになるなど、教育の質を向上させるのを。
学校のICTの現状

学校のICTの現状は、地域間で格差が大きくなり危機的状況であると言えます。

うちの学校もひどいっす!
長崎県では、教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数が1.9人であるのに対し、愛知県では、7.5人となっています。
日本のデジタル機器の使用時間はOECD加盟国で最下位であるように、世界的に見ても日本の学校のICTの現状は危機的状況です。

よく先進国でいられたよね!
GIGAスクール構想実現のために

GIGAスクール構想実現のためには、校内通信ネットワークの整備と児童生徒1人1台端末の整備が必要になるのでそれぞれ紹介していきます。
校内通信ネットワークの整備
GIGAスクール構想を実現するためには、校内LANの整備が必要です。
Wi-Fiの接続が切れてしまったり、遅くなったりすると授業が滞ってしまうので、全校生徒が同時に使用しても問題のないインターネット環境を整備するのが最低条件です。
児童生徒1人1台端末の整備
GIGAスクール構想を実現するためには、文部科学省が公開している児童生徒用の標準的な仕様を確認して児童生徒1人1台に端末を調達する必要があります。
使用する教材やソフトに対応しているかなどを考慮して端末を選ぶようにしましょう。
まとめ
以上で、GIGAスクール構想についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

地方はそもそも、モノが届くのか問題がありますよね!

次は教員がICTに対応できるかだよね!
GIGAスクール構想は、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現することを目的としています。
GIGAスクール構想が実現すれば、一人一人の学習状況に応じた個別学習や各自の考えや意見を即時に共有し、多様な考え方や意見に触れることができるようになるなどメリットがあります。
ただ、遊びと学びの境目がわからなくなったりするなどの危険もあるので教員がうまく扱えるようにスキルアップしていきましょう。

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